資金計画と設計プランを入念に行なう

注文住宅を建てる際には、資金計画と設計プランを入念に行なうことが欠かせません。分譲住宅とは違い、注文住宅では細部に亘ってまで拘った設計を施すことが可能です。土地探しは勿論のこと、外壁や間取りに至るまでを自由に設計できる注文住宅ですが、事前の計画を怠ると予定外に予算が掛かってしまうことも有り得ます。

住宅メーカーの中には、自社にモデルルームを備えるところも少くありません。自分が考える設計イメージが、どの程度の予算で実現できるのかは、実際に完成型を眺めて見た方が分かりやすいでしょう。購入代金を決済する機会が、土地の購入時と家屋の完成時の複数回に亘って生じることも、注文住宅を造る上では気にかけておくべき事項です。殆どの住宅メーカーでは、事前に受けられる無料カウンセリングを開催しています。資金計画も含めた形で、前もって相談を行なうのが良いでしょう。

生活動線を意識した住宅設計を心がける

注文住宅を建てる際には、生活動線を意識することも大切です。日々の家事を快適にこなすためには、携わる家族がスムーズに動ける動線が必要となります。キッチンに充てる空間を、狭い敷地で構築する際には、回遊性の高さも意識した方が良いでしょう。調理や洗い物、料理の運び出しなどを無理なく行なうためには、無駄のない動きが必要となるからです。住宅メーカーが公開する情報サイトには、家族構成や生活スタイルに応じた、多様な設計パターンを紹介するところも見られます。住宅設計を行なう際の参考にしてみるのも良いでしょう。

注文住宅の建設費の全国平均相場は3400万円ほどなので、3000万の家は一般的な大きさとグレードの家だということができます。予算が3000万後半の場合は家の面積を広げたり設備のグレードを上げることができます。